上部頸椎が大事な理由

上部頚椎とは?

上部頚椎とは、首の一番上にある

  • 第1頚椎(C1:環椎)

  • 第2頚椎(C2:軸椎)

この2つを指します。
ここは「頭」と「体」をつなぐ、司令塔の通り道です。


① 脳と身体をつなぐ“神経の中枢”

上部頚椎の中には、

  • 脳幹

  • 脊髄

が通っています。

脳幹が司っているもの

  • 呼吸

  • 心拍

  • 血圧

  • 内臓の働き

  • 自律神経(交感神経・副交感神経)

つまり上部頚椎は
👉 生命活動そのものの通路

ここに歪みや緊張が出ると、

  • 自律神経が乱れやすい

  • 回復力が落ちやすい

という状態になります。


② 自律神経と密接に関係している

自律神経は、

  • 頭 → 上部頚椎 → 背骨 → 全身
    というルートで伝達されます。

上部頚椎が硬くなると、

  • 交感神経が過剰に働きやすい

  • 副交感神経が働きにくい

結果として

  • 寝ても疲れが取れない

  • 常に緊張している

  • 不安感・動悸・息苦しさ

などが起こりやすくなります。


③ 血流(特に脳への血流)に影響

上部頚椎の周囲には、

  • 椎骨動脈(脳に血液を送る重要な血管)

が走っています。

歪みや筋緊張が強くなると、

  • 脳への血流が低下

  • 酸素や栄養が届きにくい

その結果、

  • 頭痛

  • めまい

  • 集中力低下

  • ぼーっとする

といった症状につながることがあります。


④ 頭の重さを支える“要”

人の頭の重さは
👉 約5〜6kg(ボーリング球1個分)

それを支えているのが、わずか2つの骨。

この部分にズレや負担が出ると、

  • 首・肩の筋肉が常に緊張

  • 姿勢が崩れる

  • 背骨全体に連鎖的な歪み

が起こります。


⑤ 上部頚椎が整うと起きやすい変化

上部頚椎がやさしく整うと、

  • 呼吸が深くなる

  • 体がリラックスしやすくなる

  • 眠りが深くなる

  • 回復力が上がる

  • 痛みが「結果として」軽くなる

つまり
👉 治すというより、治りやすい体に戻る

これが上部頚椎ケアの本質です。

なぜ上部頚椎は「ズレやすい」のか?

構造的に「安定より可動」を優先しているからです。


① 骨の形が特殊(支えるより動かす設計)

  • C1(環椎)は「輪っか状」

  • C2(軸椎)は「回転軸」

👉 ガチッと噛み合う構造ではない
👉 ズレやすい前提の構造

これは欠陥ではなく、
頭を自由に動かすための設計です。


② 頭は想像以上に重い

  • 頭の重さ:約5〜6kg

  • 常に上部頚椎の一点に集中

スマホ・デスクワーク・前かがみ姿勢で
👉 負荷は何倍にも増える


③ 筋肉ではなく「靭帯」で支えている

上部頚椎は

  • 太い筋肉が少ない

  • 靭帯による支持がメイン

👉

  • ストレス

  • 疲労

  • ホルモン変動

  • 睡眠不足

の影響を非常に受けやすい。


④ 日常動作で常に酷使される

  • 目を動かす

  • 首を傾ける

  • 下を向く

  • 噛む・食いしばる

👉 無意識動作の積み重ねで
気づかないうちに微細なズレが蓄積


だから起きる「負の連鎖」

上部頚椎が乱れると👇

  1. 神経の伝達が乱れる

  2. 血流が落ちる

  3. 筋肉が防御的に固まる

  4. 自律神経が乱れる

  5. 全身の回復力が低下

👉 痛みは「結果」でしかない

上部頚椎は
脳と体をつなぐ一番大事な場所です。
でも構造的にとても繊細でズレやすい。
だから当院では、
強く動かさず、体が自分で戻れる方法を使います。


まとめ

上部頚椎は
「脳と体をつなぐ一番大事な通り道」です。
ここが整うと、自律神経・血流・回復力が働きやすくなります。

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いっぺい整骨院